経皮吸収とお洗濯の関係

ここ最近、急に花粉症やアレルギーが発症した。

そんな声をよく聞くようになりました。


お子様でも、食べ物や花粉、アトピー性皮膚炎などを持っている子が増えてきていますよね。


今日お話ししたいのは、洗濯洗剤における「経皮吸収」もしくは「経皮毒」に関してです。聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれません


私は常々、環境のためにも、家事をラクするためにも、「洗濯を減らそう!」と言ってきました。洗剤による水質・土壌汚染、そしてすすぎから海水へマイクロプラスチックが出ることが深刻な問題ですね。


経済産業省が定めるPRTR制度というものがあります。これは、人や環境への有害性が認められる物質を指定しているものです。


 

その中に定められている

  • 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル

などは、日本の大手洗剤メーカーの洗濯用洗剤の成分表を見たら、かんたんに見つけることができました。


どの成分にしても、環境への配慮、そして人体への影響は調べられているようですが、その調査方法として「皮膚刺激性、皮膚接触アレルギー性(皮膚感作性)、急性経口毒性、反復投与毒性試験」を経ている、というのが気になります。


つまり、皮膚で触れた時や飲み込んでしまった時の毒性は調査しているけれど

皮膚から吸収される分の有毒性については分からない

ということです。長期にわたる健康被害は、因果関係の証明も複雑だと思いますし、簡単にデータが出ないというのも想像できますね。


ここで経皮吸収の話に戻りますが、

みなさま、湿布を思い浮かべてください。

貼った後は痛みや腫れが軽減していますよね。

これは経皮吸収の仕組みを利用した治療法なのです。

麻酔シートやニコチンパットもその一例です。今後薬は、経口薬(口から飲む)から経皮型へ変化していくという流れもあるそうです。


つまり、皮膚のバリアを通して、体内に有害物質が浸透していくことは十分に考えられ、長時間ずっと体に触れている衣服は、その分影響も大きいと考えられます。


また同じく経済産業省のページで、気になったのは次の一文です。

一般消費者の製品、家庭用洗剤や殺虫剤等においては、事業者の負担を考慮し、把握の対象外としている、ということです。


つまり企業の負担になるので、消費者への商品への調査はしていないということ・・・・・。


テレビでもネットでたくさん広告されている、スーパーやドラッグストアにずらっと並ぶ多くの商品たちに含まれる有害物質に関して、最終的に、国は関与しないということらしいです。


こ、こ、これは…、真相は闇の中・・・ですね


どの程度はっきりと人体に影響が出るかは、個人差も大きいですし、一概には言えないと思います。でも分からないからこそ、避けられるなら避けるべきです。


少なくとも、これだけアレルギー体質の人が増えたり、花粉症や化学物質過敏症に悩む人たちが増えている事実は、経皮毒と無関係ではないと思います。



ですから、ここでまたいつもの私の結論なんですが(笑)


汚れていないものは、洗濯しない、という習慣も取り入れてみませんか

風通しや水通しだけでも結構スッキリするものです。

部分的に石鹸で洗うというのもアリだと思います。


夏場や明らかに汚れて洗濯する場合は、なるべくオーガニックや自然派の洗濯洗剤を使っていきましょう。


私は根っからのアレルギー体質です。2月から10月までずっと違う植物の花粉症です(涙)だからこそ、出来るだけオーガニックなものへシフトしていくことが、遠回りなようで近道なんだと思います。


赤ちゃんの衣類には気を使っている方でも、大人の服はスピードと効き目勝負!ということです合成洗剤を使っている方!

大人でもいつ発症するか分かりませんよ。

そして何より、あなたの身体と健康も、赤ちゃんのそれと同じくらい、大事にしてあげてください。


ではでは

 

 

 

*PRTR制度の対象となる化学物質は、本法上「第一種指定化学物質」として定義されています。具体的には、人や生態系への有害性(オゾン層破壊性を含む)があり、環境中に広く存在する(暴露可能性がある)と認められる物質として、計462物質が指定されています。そのうち、発がん性、生殖細胞変異原性及び生殖発生毒性が認められる「特定第一種指定化学物質」として15物質が指定されています。

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